0歳児、1歳児、2歳児の睡眠の特徴と良い睡眠の習慣をつける方法

こどもの健康

育児をされたことがある方はご存知かと思いますが、赤ちゃんって1日のほどんどを寝ていますよね。0歳児の頃は起きて、泣いて、飲んで、また寝る。このようなサイクルで1日のほとんどを寝てすごすと言っても過言ではないくらい睡眠は、身体や脳の成長に重要な生理的欲求です。「寝る子は育つ」と言われるように子どもにとって“睡眠“というのは欠かせないものです。睡眠の習慣づけや良質の良い睡眠を取るにはどのようにしたら良いのかなど年齢別に紹介していこうと思います。

睡眠の大切さ

寝ることは子どもが育つ上でとても大切なことです。睡眠不足から不機嫌や、集中力がなくなっていくこともあります。睡眠は、疲労を回復させると共に身体や脳を成長させる働きにもつながります。睡眠時間も大切ですが入眠の時間帯も大切で早く寝る習慣づけが健やかな成長の源になります。

乳児の睡眠について

基本の睡眠時間は?

1日に必要な睡眠時間は、新生児で14〜17時間、0歳児は12〜15 時間、1歳児〜は10〜13時間と言われています。

睡眠のリズム

睡眠時間は目安なので個々に合ったリズムを掴むことが重要です。寝過ぎたや全然寝ないなど一人一人リズムは違ってきます。3、4ヶ月過ぎると昼夜の感覚がついて昼寝と夜寝の時間がまとまってくると思います。

0歳児

0歳児の睡眠

  • 午前・昼・午後と3回眠り、段々と昼起きている時間が長くなってくる。
  • 眠くなると仕草で伝え、眠りが浅いと微笑無事がある。
  • 睡眠が2回になると抱っこせずに添い寝で眠れるようになってくる。

睡眠時の環境づくり

  • 薄暗くして顔色が見えるくらいの照明にします。
  • こまめに換気をして外気温との差は5℃以内を心がける。
  • 布団などは固めを使用すると良いでしょう。

眠い時のサイン、入眠方法

  • 子どもによってサインは違ってきますが、身体が暖かくなったり、ぐずりだすたり指吸いをする

など色々あります。サインを早く見つけると、スムーズに入眠できるようになってくると思います。

睡眠時の注意点

突然死など睡眠時に事故が起こる事が多いので注意しなければなりません。

部屋は真っ暗にしないで5分おきに呼吸と顔色を確認し睡眠をチェックすると良いでしょう。

顔に布団がかかっていないか、汗で衣服が濡れていないかを確認しましょう。

1歳児

睡眠時の環境づくり

冬は暖房機器も使い20〜23℃、湿度60%以上を保つようにしましょう。感染予防にも気をつけて、こまめに換気もし乾燥が気になるときは加湿器も使用しましょう。

一人一人の入眠の時の癖などもわかっているとスムーズに眠れると思います。1歳児も10分おきに呼吸確認して顔色なども見てあげてください。

ぐっすり眠れる方法

お昼寝に時間がかかったり、眠りが浅くすぐ起きてしまうこともあると思います。そういう時は午前中にたくさん身体を動かして、お昼ご飯をたくさん食べると自然と眠くなりいつもより長く眠れたり、午後からも元気いっぱいに過ごすようになってきます。

2歳児

2歳児の睡眠時

2歳になると自然に一定の時間眠れるようになってきます。薄暗くして静かに横になり側に着くだけで1人で入眠できます。寝なくても横になるだけで身体も休める事ができます。

行動の習慣づけ

眠る前に、歯を磨いたり、着替えたり眠る前に絵本を読んだりし眠る前の十尾が大切になってきます。この音楽が流れたら、絵本を一冊読んだらなど寝る時間がもうすぐくるよと知らせると眠る前に自分の中で時間の整理ができてスムーズに眠れるようになってきます。

まとめ

睡眠は成長の中でとても重要な事です。不十分になると子どももイライラするし泣いてばかりになったり、情緒も不安定になります。お母さんもイライラが募りますし悪循環に。全ての基準となる睡眠が十分できるように、環境を整え基盤の生活リズムを整えてあげて下さい。

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