赤ちゃんはいつ自分の名前を認識するの? 赤ちゃんの言葉の理解力について

保育・子育て

『赤ちゃんが言葉を理解しだすのはいつからだろう?』『早く我が子とお話できるようになりたい』と思うパパやママたちも多いかと思います。

赤ちゃんの気持ちが分からない時、理由がわからなく泣き止まない時などにおしゃべりが出来るようになると、気持ちが分かり、その中で赤ちゃんとのコミュニケーションも取ることが出来ますよね。

さて今回は、赤ちゃんがいつ頃からおしゃべりできたり、言葉を理解出来るようになるのかをご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんが発する意味のあるおしゃべり

赤ちゃんは「あー」や「うー」などの喃語(なんご)を生後3ヶ月頃から話し始めます。そして『意味のあるおしゃべり』をし始める時期は、およそ生後10ヶ月頃です。

この頃、パパやママが話しているカンタンな言葉が理解できるようになります。「ママ」のことを「マンマンマン」と間延びしたおしゃべりが始まり、その言葉の調子や身ぶりを使ったりします。

この時に大切なことは、どんな喃語にもしっかりと反応してあげることです。

ママやパパが自分の言葉に反応してくれることで、赤ちゃんは安心感を抱きコミュニケーションを取ることができるのです。

赤ちゃんが話しやすくなるように、しっかり応えてあげ、たくさん話しかけてあげてくださいね。

赤ちゃんはいつ自分の名前を認識するの?

赤ちゃんが『自分の名前』を認識し出すのは、個人差もありますが、生後6ヶ月頃だと言われています。

毎日お子さんと接する中で、名前を呼びかけているからか、『自分の名前なんだ』と認識するようなってきます。

そして10ヶ月を過ぎた頃には、名前を呼んだときに振り向いたり、自分のほしいものを指差ししたりするようになります。

もし生後6ヶ月を過ぎて名前に反応しなくても心配はありません。個々に合った発達段階がありますので、この時期は音が鳴る玩具などに反応するようであれば、問題ないといえるでしょう。

語りかけてあげよう

赤ちゃんの言葉の発達を促すためにも、たくさんパパやママが話しかけてあげることが大切です。

『話しかけても答えが返ってこない』そんな思いから語りかけないことに慣れてしまう方もいます。

しかし、赤ちゃんは言葉を発さなくても、パパやママの言葉をしっかり聞いているのです。

最初は一人芝居にならないかなど、戸惑うこともあるかと思いますが、語りかけている間に自然に慣れてきます。

ですので、ただただミルクをあげたりオムツを替えてあげたりするのではなく、「お腹が空いてきたかな?」「オムツを変えて気持ちよくしようね」などと、たくさん話しかけてあげましょう。

そうすることで赤ちゃんは「パパやママともっとおしゃべりがしたい」と思うようになり、発語にも繋がっていくのです。

また赤ちゃんの目は生後3ヶ月頃から見えているので、パパやママの表情をしっかり見ています。ですので赤ちゃんが声を発した時には「嬉しいんだね」

などと笑顔で接してあげましょう。

赤ちゃんは自分がおしゃべりすると、パパやママが笑ってくれると思い、脳に言語の刺激を促すことで発達にも繋がっていきます。

それぞれの個性を活かして

言葉の発達段階にも個人差があるので、おしゃべりが早い子と遅い子が出てきます。おしゃべりが早いも遅いもその子の個性として受け止めてあげましょう。

発達が気になるようであれば、絵本を見せてあげる習慣をつけ、「ワンワンはどこかな?」などお子さんに聞いてみましょう。ワンワンがいるところに指を指したのであれば、言葉を理解しているので心配しなくても大丈夫です。

もし極端に発達が遅いと感じた時には、医療機関に相談してみてください。

まとめ

赤ちゃんが成長していく中で、発語は大切な成長過程の一つです。言葉を発するのが少し遅くても、それぞれの個人差があるので、焦らずゆっくり見守ってあげてください。

そして赤ちゃんに語りかける時は、しっかりと赤ちゃんの目を見て、喃語を一生懸命話そうとする赤ちゃんの言葉に、耳を傾けてあげることを大切にしてあげてくださいね。

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