喃語から発語へ!乳児のことばの発達を促すコミュニケーション方法

保育・子育て

乳幼児期の言葉の発達、少しでも遅いと気になりますよね。

今まで喃語ばかりだったおしゃべりの中に、何か意味のある言葉が出てきます。それは発語と言います。同じ月齢くらいの子どもが話しているのを聞くと、余計にまだしゃべらないのかなと不安になると思います。

言葉は、お父さん・お母さんとのコミュニケーションが大きく関わってくるのです!!

発語の促しにもなるのでコミュニケーションの方法をお伝えしていきます。

喃語から発語へ

喃語を話し始める時期は、一般的に生後4〜6ヶ月頃からと言われています。

子どもの成長は一人ひとり違い、言葉は1番個人差が出やすいと言われています。

生後6ヶ月過ぎると、「マンマン」「パパパ」などの同じ音の喃語を繰り返し発する様になります。

その頃から手差し・指差しが見られ、指さしに対してのお母さんたちの対応が今後の成長に大きくつながります。

発語は、1歳前後から耳の聞こえや声帯・脳などが発達する事で獲得されます。

発語に多い言葉・・・ママ・パパ・ワンワンなど

ポイント!

この頃に見られる手差しや指差しは、言葉の発達につながる重要な特徴です。

無意味な発声から意味を持つ発語になっていき、大人がその指差しや子どもの言葉に丁寧に対応していくことが、子どもの言葉への関心に繋がります。

発語が遅いと・・・

● 癇癪を起こしやすい

● ぐずりやすい、すぐ泣きだす

● 口より手が先に出てしまう

言葉が中々出ずに思いや気持ちが伝獲れない時、こういった行動に出てしまい、言葉が遅い事とともにお母さんたちの悩みへと繋がってしまうのです。

発語が遅くなる原因

言葉が遅いのはなぜだろう?と心配になりますよね。

原原因として考えられるのは聴力機能に問題がある、もしくは脳の機能に問題があると起こる場合もあります。しかし、心配しすぎて悩みこんでしまうとお母さんたちもつらくなってしまいます。言葉の発達には大きな個人差があると言われている様にゆっくりと見守り、皆さんで促してあげることが大切になってきます。

ことばを促すコミュニケーション

テレビや動画を見せているご家庭も多いかと思います。便利ですよね♪

しかし、脳の刺激にいいのは人間の声と言われています!

①大きな声でゆっくりと話す

言葉を促すには聴力の発達も大切です。話しかけるにも工夫をして聞き取りやすく大きな声でゆっくりと。目をあわせながら喋りかけることも重要になってきます。

優しい表情で話しかけてあげてくださいね♪

②できるだけ言葉をかける

お母さんたちがお喋りだと子どもたちもお喋りになる傾向にあるみたいです。何を話しかけたら?と思うかもしれませんが些細なことで大丈夫です!!

当たり前なことが大切になります。

③子どもの発声にしっかりと応じる

子どもは意味がわからない言葉(喃語)を発します。何を言っているのか全然わからないと思いますが、子どもたちは気持ちを伝えようと一生懸命おしゃべりをしてくれています!!コミュニケーションの始まりなので応じてあげることが重要になってきます。

④覚えた言葉を確認

指差しが出てくると意味と言葉が合っているのかをチェックしてみましょう。「○○はどれかなー?」「〇〇はどこかなー?」

など遊び感覚で行うと楽しく行えます。

⑤絵本の読み聞かせ

絵本を通して言葉を習得することもできます。繰り返し読むことで子どもたちは覚えて視覚・聴覚ともに発達に繋がります。初めは短いお話や簡単な単語が出てくる絵本で大丈夫です。毎日読まないといけないとお母さんたちに負担になることはよくないので

読む側も楽しみながら読むことが大切だと思います!

言葉を促す遊び

言葉の発達には、口周りの筋肉の発達がとても重要になってきます。

舌・唇・頬の筋肉が大切で遊びを通して鍛えることができます!

<遊びの一例>

● 笛を吹く

● 風車を吹いて回す

● ラッパやハーモニカなどの楽器を吹く

● ご飯をフーフーして冷ます

● ケーキのろうそくを消す(イベントの時)

まとめ

人間のとって大切な言葉。言葉が伝わらず、何を考えているのか分からないと、日々の子育てで悩みが募ることもありますが、子どもに対し、やさしく語り掛けることは子どもの発達に重要な役割をもたらします。

ここまで記事を読んでいただいてありがとうございます。お子さまにとってお母さんやお父さんとの関わりが発達の促しに重要になることを伝えることができたかなと思います。

話しかけると言葉がでて会話ができる様になって「なんで泣いているの?」「なんで怒っているの?」と言葉を通して理解できる時がきます。 お子さんにはたくさん話しかけてあげてください。いずれ表情豊かな反応で応えてくれますよ。ゆっくりと成長を見守ってあげてください。

保育・子育て
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