ぐずる寝起きの子どもにイライラしてしまう・・・どうしたらいいの?

保育・子育て

ぐっすり気持ちよさそうに眠っている子どもの寝顔はいつ見ても癒されますよね。

しかし『寝起きの機嫌が悪い・・・うちの子だけ?』と頭を悩ますパパやママも中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

中でも多いのは、お昼寝明け泣き叫ぶほど機嫌が悪い、つぎの行動に中々移れないなどといった子どもの対応の仕方です。

今回は、なぜ寝起きの子どもの機嫌が悪くなるのか、また機嫌の悪い子どもに対する関わり方、声掛けの仕方などをご紹介していきたいと思います。

子どもがすっきり起きることができない原因

『うちの子○○なんです』と寝起きの子どもの様子で悩むパパやママ。

その原因をいくつかあげてみたいと思います。

不安を感じている

寝る前と起床時の環境の変化に敏感な子どもは、不安を覚えることがあるようです。

例えば、寝る前は近くにママがいたのに、起きると隣にママがいないなどといったことがあると、子どもは不安になり、ストレスを感じることがあります。

また怖い夢をみて不安になっていることもあるので、その時に応じた声掛けで子どもの思いに寄り添ってあげましょう。

よく眠れていない

子どもは体温にもとても敏感です。夏だと暑くて寝苦しい、冬だと寒くてなかなか眠れないといったことが起こると、寝起きの機嫌が悪くなることがあります。

また、寝かしつけ後にパパが帰ってきた物音などで目が覚め、そこからなかなか眠ることができないといったケースも少なくないようです。

トイレにいきたい

もしかすると、おむつが気持ち悪くて起きてしまう=寝不足でぐずぐず・・・なんてことも!

デリケートな子どものお肌は、快不快を感じやすいです。

そのため、寝心地が悪く目覚めてしまい、そこからなかなか眠ることができず、寝起きが悪くなってしまうこともあるようです。

ぐずってしまう子どもには〇〇してあげよう

寝起きが悪く、ぐずってしまうのには必ず原因があります。

不安な気持ちがある子どもに「○○しなさい!」なんていうことは絶対によくありません。

普段子どもが好きなぬいぐるみを渡したり、落ち着く場所に移動して、気持ちのコントロールができてから次の行動をしてあげることで、寝起きが悪い子どももスッキリ目覚めることができるかもしれません。

抱きしめてあげる

子どもの顔を見て、何が悲しかったのか聞いてあげることが大切です。「まだ起きたくなかったんだね。」「一人で起きてえらいね。」と優しく抱きしめてあげましょう。

子どもはママのぬくもりを感じ、ママの腕の中で安心感を抱き、機嫌よく起きることができるようになります。

子どもの好きなことを話す

「お着替えをして、おやつを食べようか」「お着替えができたら公園へ行こう」などと次の行動に切り替えれる声掛けをしてあげるのもいいでしょう。

子どもは素直なので、『着替えることができたらおいしいものが食べることができる』『大好きな場所に遊びに行ける』と嬉しい気持ちになり、進んで行動ができるようになることがあります。

外に出て気分転換を

朝を起きた瞬間は太陽の光を浴びると体に良いと耳にする方は多いでしょう。

太陽の光を浴びることで、脳内でセロトニンという成長ホルモンを分泌させてくれ、やる気を出させてくれる効果があります。

カーテンをあけて全身で光を感じさせてあげましょう。大切なのはいきなり起こすのではなく、少しずつ起きることで寝起きの機嫌も変わってくるでしょう。 またお昼寝の後などは、気分転換で外の空気などを吸い、気持ちをリフレッシュさせてあげるのも効果的です。

まとめ

子どもが寝起きにぐずってしまうとパパやママも疲れ果ててしまうかと思います。

しかしそこで怒ってしまったり、放置してしまうのは避けていただきたいです。

お話してきたように、少しの工夫一つで子どもの情緒は安定します。

1日の始まりを気持ちよくスタートできるように、日々忙しいパパやママの参考になれれば嬉しいです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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