[新米ママの悩みを解決!]授乳に関する悩み・授乳の仕方について

保育・子育て

ママにとって初めての授乳生活は不安や悩みがいっぱいですよね。「母乳をどれくらいの量をあげたらいいのか」「急に泣き出してどうしたんだろう」などと分からないことがいっぱいありますよね。

今回ご紹介させていただく内容が少しでも参考になれば幸いです。

★授乳の回数やあげるタイミングっていつ?

生後3ヶ月〜4ヶ月の赤ちゃんは母乳をちょこちょこ飲みします。

ですので、これは目安ですが、授乳回数は1日に8回〜12回程度です。

あまり回数に神経質にならず、赤ちゃんによって飲む回数は個人差があるので、赤ちゃんが欲しがるタイミングで母乳をあげるようにしてあげてください。

授乳回数や、母乳の量が気になる方は、赤ちゃんのおしっこの量を目安に判断してみてください。1日に紙おむつを5〜6枚使用し、おむつを手に持った時にしっかりとおむつが濡れていれば母乳は足りているので大丈夫です。

反対におしっこの量が少なかったり、おしっこの色が濃く出ていたりする場合は、母乳が足りていないかもしれません。

その都度、赤ちゃんの様子を確認しながら母乳をあげるようにしてみてください。

★赤ちゃんへの母乳の飲ませ方

赤ちゃんのお腹が天井を向いてしまったり、体がよじれていたりすると、赤ちゃんの首がねじれてしまって十分に母乳が飲めません。

赤ちゃんが母乳を飲みやすい姿勢は、赤ちゃんの耳・肩・腰をママの体の方へ向くように支えてあげるのがポイントです。

その時に赤ちゃんとママの体を密着するようにし、赤ちゃんの上唇と乳頭が向き合うように抱いてあげると赤ちゃんは母乳を飲みやすいようです。

横抱きによる授乳の仕方

首が座っていない赤ちゃんを抱くようにし、母乳を飲ませている側の腕を赤ちゃんの首の下に手を入れ、横に抱っこする方法です。普段から慣れた抱っこの仕方なので赤ちゃんの体を安定させやすく、飲ませやすい、一般的な授乳姿勢です。授乳クッションを使用すると、ママの腕にかかる負担を軽減できますので、ママの姿勢が安定します。

縦抱きによる授乳の仕方

赤ちゃんの体を起こして、赤ちゃんとママが向かい合うような体勢で飲ませる方法です。ポイントはママの足に赤ちゃんの足をまたがせるようにして、赤ちゃんの後ろから首を支えてあげましょう。そして正面から授乳をおこなうと、赤ちゃんが乳輪までしっかりとくわえることができる姿勢なのです。

赤ちゃんの体とママの体がぴたっと密着することができるこの横抱きは、ママの心臓の音を近くで感じられます。安心して赤ちゃんが眠りに入れるとも言われています。

それぞれご紹介してきましたが、大切なのはママが授乳時に楽な姿勢でいることです。授乳時は、ママの体が猫背になってしまったり、左右どちらかに傾いてしまったりするので肩こりや頭痛などを引き起こしやすいです。

楽な姿勢で授乳がおこなわれないと、体が緊張してしまいますので、枕やクッションを背もたれに置いてあげると少しでも楽に授乳ができると思います。

ゲップの出し方

まだおっぱいを飲むのが上手ではない赤ちゃんには、おっぱいと一緒に飲み込んだ空気を外に出してあげる必要があります。特に授乳後はすぐに吐いてしまう可能性があるので、吐き戻し(吐き戻しについては、こちらでもご紹介しています)を防ぐためにゲップを出してあげましょう。

子どもの顔を自分の肩に乗せるくらいの感じで抱き、母乳を吐き出してしまった時のために、よだれかけやタオルをママの肩に乗せ、優しく赤ちゃんの背中を下から上へさするようにしてゲップをさせてあげてください。

⚠︎ゲップが出ないからといって、無理に出るまで続ける必要はありません。
普段からゲップが出やすい赤ちゃんと中々出にくい赤ちゃんがいるからです。赤ちゃんが苦しそうでなければ、無理に出させようとはせず、そのまま寝かせてしまっても大丈夫です。
お腹の空気はオナラとして、外に排出されることもあるので、あまり気にしすぎないようにしましょう。

赤ちゃんが急に泣き出したとき…

なぜ泣いているのか理解しよう

赤ちゃんが泣きだしたら、おっぱいをあげることは、赤ちゃんが生きていく中でとても大切なことです。ですが、その泣きながら赤ちゃんが出しているサインは、「母乳がほしい」=「遅めのサイン」と理解しましょう。

お腹が空いてきたら、赤ちゃんが出すサインを見逃さないように。

おっぱいを探す姿が見られたり、口を動かしたりそれぞれが出すサインがあるのです。そのサインに気付くことで、赤ちゃんが大泣きする前のタイミングで授乳することができます。

大泣きしてしまっても焦らず赤ちゃんを安心させてあげるように声をかけてあげてください。

そして、赤ちゃんが泣きだしてから、母乳をあげるのでは遅く、決まった時間にこまめに母乳をあげることも大切なのです。

★まとめ

今回は基本的な授乳時の姿勢方法や赤ちゃんが大泣きする理由についてお伝えしましたが、大切なことはママも赤ちゃんもリラックスできる環境を作ることです。

赤ちゃんに授乳をできる期間はほんのわずかです。

初めての授乳生活に戸惑いを感じることも多いと思いますが、赤ちゃんも日々練習しているのです。

赤ちゃんが成長していく大切な時期を見守りながら、ママにストレスがかからないように子育てを楽しめるといいですね。

タイトルとURLをコピーしました