赤ちゃんの洗濯物はいつまで分けて洗うの?

保育・子育て

赤ちゃんの衣服を洗う時は、パパやママの洗濯と分けた方がいいと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

日々忙しいパパやママの家事の中で、『洗濯を別々にするのは大変…』と思うかもしれませんが、赤ちゃんの衣類を分けて洗うことには理由があります。

今回はその理由と、いつまで分けて洗濯をするか、また洗濯する時の注意点をまとめてご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんの衣類の洗濯はなぜ大人と分けるべき?

赤ちゃんのお肌はとても敏感なので、大人と一緒の洗剤や柔軟剤を使用して一緒に洗濯を回してしまうと、これが原因でお肌トラブルに繋がってしまうことがあります。 洗濯を分けてするなんて手間がかかると思うかもしれませんが、大切な赤ちゃんのお肌を守るためにも、刺激の強いものから避けてあげることが大切なので、赤ちゃんと大人の衣服は分けて洗濯することをオススメします。

衣類はいつまで分けて洗うの?

何歳までは大人との洗濯物を分けるという決まりはありませんが、3ヶ月を過ぎた頃から、大人の洗濯物と一緒に洗濯する方が多いようです。

ですが、3ヶ月を過ぎたからといい、いきなり大人と同じ洗剤、柔軟剤を使うのではなく、少ない量から使用し徐々に慣らしていくと安心です。

また量を増やしていく際は、日々赤ちゃんのお肌のチェックを行い、湿疹が出ていないか、かゆがっていないかの様子を見てあげましょう。

また注意していただきたいのは、大人の『新品の衣類』や『ひどい汚れがついているもの』と一緒に洗濯するのは避けた方が良いということです。 新品の衣類の中には加工のために使用される添加物が付着している可能性があるので、赤ちゃんの衣類と一緒に洗濯してしまうと、赤ちゃんのお肌に刺激を与えてしまう可能性があるので別々に洗濯することをオススメします。

赤ちゃんの洗濯洗剤と柔軟剤の選び方

では赤ちゃんの洗濯洗剤はどのようにして選べばいいの?と迷われる方も多いかと思います。

赤ちゃんの衣類を洗濯する際に、必ず赤ちゃん用の洗濯洗剤を使用しなければいけないと、といったことはありませんが注意していただきたい成分が2つ程あり、その成分が入っていない場合は、大人と同じ洗濯洗剤を使用したとしても、きちんとすすぎが行えていればあまり問題ないと言われています。

今回ご紹介するその2つの成分が入っていないかぜひチェックしてみてくださいね。

①蛍光増白剤

蛍光増白剤とは、洗濯物の見た目を白く綺麗に見せる効果のある成分のことです。

淡い色の衣類を洗う時に、この蛍光増白剤の入った洗濯洗剤を使用してしまうと、衣類が白っぽくなってしまうことがあります。

またこちらは化学物質ですので、赤ちゃんの肌トラブルの影響にも繋がる恐れがあります。赤ちゃんの衣類を洗濯する際には、蛍光増白剤が含まれていないか確認しましょう。

②界面活洗剤

界面活洗剤とは、本来混ざり合わない性質のものを混ぜ合わせ、汚れを落とす効果を発揮する成分のことです。

洗濯洗剤の多くに、この界面活洗剤は汚れを落とす際に必要性はさほどなく、むしろこの成分が赤ちゃんの肌トラブルに影響することがあります。

こちらも赤ちゃんの衣類を洗濯する際に気をつけていただきたい成分です。

柔軟剤は使って大丈夫?

赤ちゃんの洗濯物に柔軟剤は必須ではありませんが、使用するのであれば合成香料が入っていないものを選びましょう。

合成香料には、化学物質が入っているものがあるので、赤ちゃんのお肌にトラブルを引き起こしてしまうケースがあります。

柔軟剤を作っているメーカーのほとんどは、アレルギー検査をして安全性を確認しているものが多いです。 柔軟剤は静電気の発生を防いでくれたり、衣類がやわらかくなるというメリットもあるので、柔軟剤を使用することに抵抗のない方は使用してみるのもいいですね。

おしえて!洗濯物の干し方のコツ

赤ちゃんの洗濯物を洗った際に、外干しするか中干しするか迷うことがあると思います。

赤ちゃんの洗濯物を外干しすることのメリットは、直接太陽の光を当てることで、最近の数を減少させる効果があり、洗濯物のイヤな匂いを防ぐことができます。

また有害物質の付着を防ぐには、中干しが効果的ですが、においが気になることがあります。

ですので外干しと中干しを上手く使い分けることをオススメします。

お天気が良く、PM2.5や黄砂の発散が少ない日は外干しをし、お天気が悪く、発散量が多い日は中干しにするなどの工夫をしてみましょう。 PM2.5や黄砂の発散状況は、天気予報やインターネットで確認してみてくださいね。

まとめ

赤ちゃんのお肌はとってもデリケートなので、赤ちゃん洗濯物に気を配るママやパパも多いかもしれません。

ですが必要以上に気をかけてしまうと、洗濯物がママやパパの負担になってしまうので、気を遣う程度で大丈夫です!

大切なのは、洗剤の柔軟剤の量を調節したり、避けておきたい成分を把握することで、赤ちゃんのお肌は守られます。できる範囲、清潔な衣類で赤ちゃんを大切に育てていけると良いですね。

[参考文献]
 https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/2920?page=5
 https://www.tshirt.st/jp/casualnote20201230/
 https://yourmystar.jp/c0_133/c1_26/articles/baby-laundry/
 https://hanakomama.jp/lifestyle/106465/
 https://mitekuyone.com/knowledge/2382/
 https://fams-skin.com/famsbook/post-2481/ 
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