言う事を聞いてくれない子どもの対処法

保育・子育て

みなさん毎日の子育て本当にお疲れ様です。

0歳では夜泣き、1歳では癇癪、二歳ではイヤイヤ期…。いつになったら子育てが楽になるのかなぁ…。出口の見えないトンネルに入ったような感覚になっていませんか?

筆者も子育ての中で「今の状況がいつまで続くんだろう」ととても悩んだ時期もありました。

今回は保育園で働く中で色々な子どもと接し「こうすると子育てが楽になる!」と感じたことを自身の子育て経験、また保育園での経験を通してお伝えしていきます。

𠮟ってみる

筆者はこのタイプの人間でした。ダメなことは冷静に落ち着いてダメだと教えたいタイプ。

でもこれ、ちゃんと理解して聞いてくれる子と理解できない子どもがいるんですよね。

お子さんのタイプを見極めておりこうさんタイプのお子さんなら有効かもしれません。

筆者の子どもは筆者が怖すぎて聞かざるを得なかったのかもしれませんが(笑)

ほめてみる

してはいけないことをしてしまった時にでも一度「○○ちゃんこんなことができたのー?」と声をかけてみてください。調子に乗ってニヤリと笑うようなお子さんには向いてないかもしれませんが、𠮟る前に一度お子さんを認めてあげることで、ママやパパからの次のお話を聞く(注目する)気持ちになれ、意外とすんなりお話が入りやすいことがあります。お調子者のお子さんの場合、「わかった?」「うん!」と言ってまた同じ事を繰り返す事もありますが、色々な方法と組み合わせながら、子どもの成長に対してはほめてあげてもいいのかな?と感じています。またほめることで自己肯定感を傷つけずに𠮟る工程に入っていくこともできます。

ギュッとはぐしてみる

筆者が保育園の子どもたちによくやるパターンです。子どもはみんなパパやママにはぐしてもらうのが大好き。もちろん保育園の先生にもはぐしてもらうのが大好き…であってほしい筆者の願望も入っていますが…(笑)

まずはぐをして子どもに大好きである事を伝えます。「大好きだよ」といってもいいし、大好きな気持ちをはぐにこめてもいいと思います。筆者は「どうしたの?○○したかったの?」とはぐをしながら子どもの気持ちを聞くようにする事が多いです。そして「そっかぁ、まだ○○したかった(○○が嫌だった)んだね~。」と子どもの気持ちを大人が代弁してあげるとすんなりと落ち着くことが多々あります。泣いてグズグズのお子さんなどに一度試してみてください。

一緒に遊んでみる

にっちもさっちもいかないとき、筆者は子どもと遊びます(笑)

泣いているお子さんの場合、泣いている内にお子さん本人が何で泣いているかがわからなくなったまま、勢いで泣いてしまっていることがよくあります。

こういう場合はお子さんの気分を変えることで泣いていた理由も忘れ、目の前の遊びで気がまぎれることがあります。月齢の低いお子さんなどは揺れるおもちゃや、音のなるおもちゃなどで気を引くのも有効です。月齢が高いお子さんなどは道路で走っている車や電車などを指差し「あっ‼あれ何ー?」と少しびっくりしたような声掛けでおこさんも「え!?」となり我に返ってくれることがあります。

また「○○ちゃん何のお菓子が好き?」などを問いかけることによってお子さんの気持ちをそらすこともできます。お子さんが落ち着いたり、気持ちが大人側についたところで、「さっき○○してたよねー?あれいい?」など振り返ってお話をしてみてください。

まとめ

「いうことを聞かない」おこさんの対応として、まず「言う事を聞かそう!」という最初の出発点の気持ちを少し変えてみていただきたいなと願っています。なかなか余裕のある対応ができないという気持ちも筆者はとってもわかります。筆者もそうでした。

「こどもに言うことを聞かそう!」ではなく、「子どもの言う(言いたい)ことを聞いてあげよう!」という気持の持ち方でお子さんに接することで、結果的に両者のコミュニケーションもうまく取れたり、親自身のストレスも軽減できるように感じています。

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