子どもにとって朝ごはんが大事な理由

食育

忙しい朝、子どもが朝ごはんを食べずにグズグズ…。ついイライラして困ってしまうことはありませんか⁇

いくら子どもが食べないからといって朝ごはんを抜くなんてことはできませんよね。では、朝ごはんはなぜ必要なのか?子どもがなぜ朝ごはんを食べたがらない理由を考えてみました!

朝ごはん5つの重要性

生活リズムを整えるのは3回の食事が基本ですが、食事回数が減ると成長するために必要な栄養素やエネルギーが不足してしまいます。

育ち盛りの時期には特に心配です。

①必要なエネルギーをとる

寝ている間もエネルギーが使われているため朝になるとエネルギーが少なくなってしまします。

朝食をとることで、脳や体にエネルギーが送られ脳や体が目覚めます。

朝から十分に活動できるようエネルギーを補給しましょう。

②からだを目覚めさせる

調理する音、におい、食べ物の色や

形、手触り、味などの刺激でからだが目覚めます。

③体温を上昇させる

寝ている間に下がった体温を上げるために、朝食をとることは大切です。特に、たんぱく質をとることで体温の上昇につながり子どもたちは活動しやすくなります。

④便通をよくする

排便習慣にもつながり便秘も予防します。

⑤脳のエネルギーを補う

炭水化物は消化され体内でブドウ糖に分解し、脳のエネルギー源となります。また、脳の働きが活発になり、集中力が高まりやすくなります。

朝ごはんを抜くと…⁇

生活リズムを整えるのは3回の食事が基本ですが、食事回数が減ると成長するために必要な栄養素やエネルギーが不足してしまいます。エネルギー不足による集中力の低下やイライラしたり身体がだるく感じたりする場合があります。

子どもが朝ごはんを食べない原因

では、子どもにとってこんなにも大切な朝ごはんをなぜ食べてくれないのでしょうか?その理由は大きく4つ原因に分類されると考えています!

夜ご飯の食べ過ぎ‼︎

  • 前日の夕ご飯の食べ過ぎ!
  • 夜ご飯の後にお菓子やデザートを食べ過ぎ!
  • 遅い時間に食べる!

すると次の日はお腹が空きません。大人でもよくありますよね。

食べたものをしっかりと消化してから寝ることが大事なので、夕食時間は睡眠の約2時間前までに終わらせましょう。

起きたばかりでお腹が空かない‼︎

寝る時間と起きる時間を一時間早くして、朝ごはんの時間に余裕を持たせる等の対処法がおすすめです。無理に食べさせるのではなく食べやすい物(ヨーグルト.小さなおにぎり等)食べやすいものを出してあげるのもいいですね。

 睡眠不足‼︎

就寝時間が遅くなり、ギリギリまで起きられず、朝ごはんを食べていく時間がないという声もありました。親の生活リズムに合わせて睡眠不足になっている乳幼児も多くいます。睡眠不足は子供の朝ごはんを食べない原因となるだけでなく、成長ホルモンが分泌されないため、身体に様々な悪影響を及ぼすことでしょう。

パパママが食べないから‼︎

パパやママが朝食を食べていない場合、お子さん自身も食べなくていい!1人で食べたくない!と思うかもしれません。

時間が許すのであれば、朝食は家族みんなで囲む習慣をつけましょう。

食べやすい朝ごはんの工夫

まずは、朝ごはんを食べる習慣づけからです。

【早寝早起き朝ごはん‼︎】

小さめおにぎり

小ぶりのおにぎりに、たんぱく質豊富な鮭フレークなどを混ぜて、海苔やとろろ昆布を巻いて食べさせたり、炊き込みごはんを冷凍しておいて、朝温めて食べさせてもいいですね。

パンはひと工夫

フレンチトースト、サンドウィッチなどにすると子どもも喜び食べやすくなります。

コーンフレーク

手軽で牛乳をかけてカルシウムもUPです。フルーツなど添えるのもいいですね。

具沢山の汁物

主食のおにぎりに野菜たっぷりの汁物やリゾット、スープパスタ、雑炊も具沢山にするとバランスよくなります。

食べる習慣がなければヨーグルト+フルーツでOK

バナナなど果物やヨーグルトなどこどもが好きなものにする。

【ママへの対策】

朝は時間がない…

そんな時は、夜ご飯を多めに作って!

食事を1回ずつで考えるのではなく、常に家族の人数の2倍量を作って冷蔵&冷凍しておくのはオススメです。

朝は、温めるだけで簡単で時短できます。

忙しい朝…

ワンプレートに、ごはん&おかずを盛り込む”のっけめし”も楽しい朝食の時間になり洗い物も少なくて済むので一石二鳥。

冷凍食品や缶詰などの便利な素材を常備するのも良し!

ぜひ早寝早起きの生活習慣を見直して、朝ごはんをおいしく楽しく食べられるようにしたいもの

まとめ

朝ごはんを習慣づけることは、脳と体を活性化させる大切な栄養源です。日中元気に活動するためにも欠かせないものです。ぜひ早寝早起きの生活習慣を見直して、朝ごはんをおいしく楽しく食べられるようにしましょうね。

朝ごはんを食べて気持ち良く一日をスタートしましょう!

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