初めての子育てで何かもがわからないことばかり、些細なことでも悩んでしまいますよね。
悩み事の一つにオムツかぶれがあると思います。
可愛いおしりが真っ赤になったり、ひどくなればただれたように…
可哀そうで、見ている方も辛くなるほどです。
オムツかぶれになる原因や日頃からの予防策などをお伝えします。参考になればなと思います。
オムツかぶれって何?
おむつと触れている肌(おしりや腰や内ももの部分等)が炎症を起こして真っ赤になったり、ポツポツと湿疹ができたり、皮膚がただれたりする症状をいいます。
そのまま放置し症状が悪化していくと、おしり全体が真っ赤になり、皮膚のただれた部分から出血することも…。かゆみや痛みを感じて、泣いたりぐずったりします。
オムツかぶれの原因
1)おしっこやうんちの成分
新生児は特におっしこやうんちを沢山するので平均的に10~12回交換することがあります。
アンモニアの成分などの成分が弱い赤ちゃんの肌には刺激が強いのです。
ミルクなのでウンチが緩かったり下痢だったりが原因にもなります。
2)おしりを拭く際の摩擦
ウンチが緩いと乾きやすく、こびりつきやすくなります。
水分少なめだったり薄めのおしり拭きで、
綺麗にしてあげようとゴシゴシ擦ってしまうと、デリケートなおしりが摩擦でかぶれてしまうこともあります。
3)オムツ内の蒸れ
お風呂後やおむつ替えの際におしりが濡れたままでおむつを履かせてしまうと、オムツ内が湿気でこもり、 かぶれの原因にもなります。
オムツかぶれの疑問
何歳まで続くの?
☆新生時は特に排泄回数が多く、母乳・ミルクでうんちがゆるかったり下痢になったりで、どうしてもおむつかぶれが起きやすいです。治っても、またおむつかぶれを繰り返してしまうことも…。月齢が進むにつれて排泄回数が減り、離乳食が始まるとうんちはコロコロになり、おむつかぶれの頻度も落ち着いてきます。
病院へ行くタイミングは?
☆肌がただれたり、出血がある場合は早めに受診した方後良いでしょう。少しの赤みでも気になる方は、病院へ行きお薬を処方してもらうと治りも早くなると思います。
オムツかぶれのサイン
うっすら肛門周りが赤くなってきたら初期症状の1つです。
かゆみや痛みが出てくると、赤ちゃんがおしりを頻繁に触ろうとしていたり、おしりを拭くと痛がって泣き出したりします。
SOSのサインを見逃さないように、おむつ替えやお風呂の時に肌の状態などチェックしてあげることが大事です!
オムツかぶれの予防策
☆清潔 ☆乾燥 ☆保護
☆清潔
おむつ替えをこまめに行うことが一番の予防であり、早く治るコツです。
出先でもすぐに変えられるように、トイレの場所を把握しておくと安心です。
もう一つは拭き取りよりも洗ってあげることです。ウンチや簡単に取れそうな汚れは取ってあげて、ぬるま湯でおしりを洗ってあげることで摩擦を減らし、拭くだけでは取れにくい汚れも綺麗に落ちます。 出先では霧吹きや持ち運び用のシャワーなどを活用してもいいかもしれません。
☆乾燥
おしりが濡れてオムツを履くことが蒸れの原因なるので、おしりを洗った後などは擦らずそっとタオルを当てて水を吸い取るようにして拭いてあげましょう。お家であれば、室温を気にしながらうちわや扇風機などで乾かしてもいいと思います。
☆保護
乾燥させた後は、赤ちゃん用のクリームやベビーオイルなどでしっかり保湿します。
保護なので塗り込むようにではなく、優しく乗せるように多めに優しく塗ってあげると良いでしょう。
まとめ
オムツかぶれは多くの赤ちゃんに起こってしまう肌トラブル。
頻繁に起こり、子育ての中での悩みの一つになってしまうと思います。
日頃からお肌のチェックや予防してあげることで、悪化せずに早く自然に治っていきます。
ホームケアを丁寧に行って、可愛いおしりを保ってあげてくださいね。
❀職歴 保育士8年
❀資格 保育士・幼稚園教諭二種免許
❀壁面制作大好き
☆子ども一人ひとりに合わせた個別性の保育を行っています☆