日常生活の中でできる赤ちゃんの幸せホルモンの出し方 『スキンシップ』のススメ‼️

こどもの健康

普段何気なくしているハグや手をつなぐといった行為、ふと幸せを感じることはありませんか?実はコレ皆さんの脳の中で幸せホルモンという物質がでているから感じることのできる感情と言われています。さて、今日のテーマはスキンシップです。 赤ちゃんにとってパパやママと触れ合う『スキンシップ』は心の安定と成長に繋がります。発育にとても大切な『スキンシップ』には様々なメリットがありますよ。今回は、そんな『スキンシップ』について詳しくお話ししていきます‼︎

『スキンシップ』とは

互いの身体や肌の一部を触れ合わせて親密感を高め、一体感を共有しあう行為をスキンシップといいます。 親と子どもなど家族関係、友人同士でも手を握り合ったり抱きしめ合ったりすることで高めることができ、相手との距離を縮めるのに有効な手段ともいわれています。また話しかける相手の身体に軽く触れる行為もスキンシップと言えるでしょう。

『スキンシップ』なぜ必要⁇

では、なぜスキンシップが必要なのかというと『スキンシップ』は、子どもの成長の土台となる部分となるからです。特に親が子どもに行う『スキンシップ』は、いろんな形で影響を与えると考えられています。中でも一番大切なものはスキンシップによる『愛着形成(あいちゃくけいせい)』です!

たくさんのスキンシップで幸せホルモン(オキシトシン)と呼ばれる物質が脳の中で分泌され、その効果により親と子は安心感を抱き、それが安定した愛着関係を築く役割を果たします。赤ちゃんと抱きしめると幸せな気持ちになりますよね?

それがスキンシップで得られた幸せホルモンです。

[抱き癖、甘やかし、子どもをダメにする…]

なんて事は気にせずにたくさんスキンシップ(愛情)を注いであげてくださいね!

赤ちゃんのうちはどんどん甘やかしましょう!

子どもは泣くたびに親が自分のために何かしてくれた。と言う経験を積むことで『自分を守ってくれている。愛してくれている。』と言う感覚を身に付けるので安定した愛着関係が築けるようになるのです。

赤ちゃんのうちはどんどん抱っこしましょう!

乳幼児期に抱っこなどの温かいスキンシップが足りないと、情緒不安になりやすくいわゆるキレやすい子どもになってしまったり、自尊感情が低いといったマイナスの影響があると言われています。

『スキンシップ』の効果

上記の説明でも分かるようにオキシトシンの働きが『体の成長.心の安定.社会性を育む』など子どもにも大人にも好ましい作用がありますよ!

どんな作用があるか詳しくご紹介します。

  • 親子間の愛情.絆を深める効果
  • ストレス.不安感の軽減する効果
  • 成長ホルモンの分泌を促す効果
  • 記憶力.集中力UPする効果
  • 消化吸収を促進する効果

生活するうえで欠かせない効果がありますよね!

でも、毎日子育てに追われていてそんなことを考える余裕が…とお考えのお母さんお父さん!大丈夫です、特別な事をする必要はありませんよ。日常生活の中でも、たくさん出来るスキンシップがあります。

毎日の挨拶でハグをする。

「おはよう」「行ってらっしゃい」などの挨拶や「おやすみ」の時ギュッとハグをしてあげたりすることで精神安定剤にもなります。スキンシップの中で最も密着度も高いので日常的に習慣づけ、子どもに対する愛情を全身にたっぷり注いであげましょう。

手をつなぐ

大好きなパパママと手をつなぐことは最高の喜びです。そしてそれは親にとってもきっと同じでしょう。積極的に手をつなぐ回数を増やしましょう。

お風呂

親子で一緒に入浴する“裸の付き合い”で、湯船に浸かって肌と肌で触れ合いながら、今日あった出来事や感じたことについて話すうちに、親子の絆がグッと深まるはず。

背中や肩をポンッとたたく

大人でも背中や肩をポンと優しく叩かれると、なんだかホッと安心しますよね。それは子どもだって同じです。乳幼児はもちろん、思春期を迎えた子どもへのアクションとしてもオススメです。日常生活の挨拶のついでに優しく叩き、手のひらを通じてたくさんのメッセージを伝えましょう。

おんぶする

大人の背中にピタッと密着してぬくもりを感じることができる「おんぶ」もまた、子どもが得られる安心感も心地よさも倍増! 子どもがお出かけ先で歩き疲れて「おんぶして」と甘えてきたら、貴重なスキンシップの機会と思って下さいね。

[Point]

抱っこやハグ、マッサージなどのスキンシップが最も有効です。何故なら、皮膚から受ける情報は脳にダイレクトに伝わります。皮膚からの気持ち良い刺激は安らぎを感じさせて、脳の発達に良いとされています。スキンシップする側、される側の両者の脳に分泌されるところがポイントです!

参考文献:身体心理学者

山口創氏の著書(幸せになる脳は抱っこで育つ。強い優しい賢い子にするスキンシップの魔法)

まとめ

親子のスキンシップはもちろん、夫婦やペットなどたくさんスキンシップすることでみんなが心地良く幸せな気持ちになります。毎日忙しいママやパパもスキンシップを増やしてホッとする癒しのひと時を作って下さいね。是非、たくさん触れてたくさんの愛情を注いであげてください!

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