イライラ言葉を言い換えて子どもの自己肯定感をアップする方法

保育・子育て

 子育てをしている中で、子どもが危ないことをしていると「ダメ!」着替えやお片付けをもたもたしていると「早く!」「いつまでかかるの?」など初めは優しく声をかけていても日々それが繰り返されるとこちらもイライラしてきてしまい、ついつい否定の言葉やマイナスな言葉が出てきてしまうこともあると思います。そのような時に子どもが前向きになって、お母さんたちもまた怒ってしまったと落ち込まないような言葉がけの変換術をお伝えしていきます。

否定しない言葉がけ

例えば…

「うるさい!」

「小さな声で話そうね♪」

「早く片付けないと〇〇はダメ!」

お片付け終わったら〇〇できるよ♪」

「早く支度しなさい!」

「5分でできたら10分遊べるよ」

「走ったらダメ!」

「歩いてね♪」

など言葉少し変えると子どもの受け取り方も変わりますし、怒りを一旦落ちつかせる効果もでてきます。

「〇〇しなさい!」をやめてみる。

お片付けや掃除をしていても、おもちゃが散らかっていたり、お出かけの時間が迫っているのに着替えさせることもできず、ごはんもまだ途中という状況がよくあると思います。その時、焦りからイライラしてしまいつい命令口調のように「〇〇しなさい!」とカッとなって言ってしまうこともあると思います。

言葉がけの変換術で、他の言葉に変えてみると受け取り方がガラッと変わります。

例えば…

●丁寧語にする。「〜ね、〜してね」

「早く片付けて!」→「片付けてね♪(明るめの声で)」

●「〜しよう」

「一緒にお片付けしよう♪」と誘うように言葉がけすると子どもたちも行動しやすくなるでしょう。

●「〜したかな?」「できたかな?」

「おもちゃで遊んだらどうするの?」「お片付けできたかな〜?」など疑問形の言葉も子どもたちに伝わりやすくなります。

※危険なことをした時は「ダメ!」などの注意が必要な時があると思います。

しかし普段から否定的、命令的な言葉になると感情的になってしまい解決にはなりませんし、本当に危険な時の「ダメ!」と言う言葉が心に残って効き目が大きくなります。

自己肯定感が上がる?

何かにチャレンジした時

「ダメだったね」「できなかったね」と言う言葉よりも「惜しかったね!」「あともうちょっとだね!」の方が「できているんだ、上手くなっているんだ」と意識することができます。ポジティブな言葉が重なり、子どもたちも何回もチャレンジしてできた時に「自分はやればできるんだ!」と自己肯定感を上げることができます。

言葉がけの大切さ

言葉がけは子どもの個性や特徴を一番に考えてあげてください。子どもに寄り添って笑顔で優しく声をかけることを心がけましょう。親の考えを押し付けたり、するだけでなく子ども自身が考えたり行動できるような言葉を書けることが大切です。

まとめ

よく口にしてしまう「ダメ!」の一言を変えるだけで子どもたちの気持ちやこれからの成長に大きく関わってきます。否定ばかり言ってしまうと自分も辛くなってしまいますので、深く考えず優しい声で言葉をかけて、自己肯定感も上げていきましょう。

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