新聞紙やペットボトルをおもちゃにしよう!身近な物でできる子どもの「おもちゃ」について

保育・子育て

緊急事態宣言の延長でまだまだお家時間が長くなりそうですよね。どこかに連れて行ってあげたくてもどこにも行けない。家の中でずっといると子どもも退屈そう、何をして過ごそうかと考えているお母さんやお父さんは多いと思います。

そこで今回はきっとお家の中にある身近なおもちゃになるもの、そのようなものを紹介していきたいと思いま

す。赤ちゃんや子どもにとっておもちゃは成長や発達を促すだけでなく、おもちゃでの遊びを通して学ぶことが沢山あります。「おもちゃ」と聞くと、売っているものを想像すると思いますが赤ちゃんや子どもは身近な物をおもちゃにして遊ぶこともあります。

おもちゃが子どもに与える影響

おもちゃは子どもにとってすごく大切なものです。

例えば乳児期は視覚や聴覚などの感覚機能がほぼ成熟するので、見る・聞く・握るなどの能力を刺激するおもちゃで遊ばせてあげるとより良いと言われています。

おもちゃは脳の発達を助けるだけでなく、五感も養うと言われています。

そこで、子どもの成長・発達に合わせたおもちゃを使うことが大切になってきます。

身近にあるおもちゃになるもの

おもちゃが子どもに与える影響についての説明が終わったので、次は身近にあるおもちゃになるものを一つずつ説明していきたいと思います。

新聞

新聞はそのまま破いて楽しんで遊ぶことができます。園でも新聞遊びをする時があるのですが、子どもたちは自分よりも大きな新聞をびりびりと破ったり、丸めてボールを作って投げてみたり、先生に帽子を作ってもらって嬉しそうに被ってみたりと楽しんで遊んでいる様子が見られます。

※赤ちゃんや新聞紙を食べてしまいそうな小さいお子さんがいるご家庭では新聞紙ではなく、口の中に入れても大丈夫な赤ちゃん新聞のようなものを用意してあげて遊んでも良いですね。

お家で遊ぶ場合はお掃除やお片付けが大変かもしれないですが、ビニール袋に子どもたちが破いた新聞紙を入れてもらい、ビニールの口をくくることで大きなボールができるのでそれをまたおもちゃにして遊んでも良いですね。

※新聞遊びでは新聞紙のインクがつく場合もあります。遊び終わったらできるだけすぐに手洗いを促すこともポイントになります。

ペットボトル

ペットボトルは中に水を入れたりしてよく遊んでいます。お風呂に入る時や水遊びの時に使うと一生懸命ペットボトルを使って遊ぶ様子が見られます。

ペットボトルに小さい穴をいくつか作りじょうろのようにしてみたり、ペットボトルに絵をかいて自分だけのキャラクターを作ってみたりと色々な遊び方があります。

先ほど紹介した新聞と組み合わせて遊ぶこともできますよ。

例えばペットボトルが倒れないように中に水などおもりになるものを入れ、新聞紙でわっかを作るとお家で簡単に輪投げをすることができます。

まだ小さいお子さんがいるご家庭ではペットボトルの中に音が鳴る素材を入れて「ガラガラ」を作ってみるのも良いと思います。

その他

他にも牛乳パックや紙コップ、サランラップやトイレットペーパーの芯を使っておもちゃを作ることもできます。例えば牛乳パックを切って小さな船を作ってみたり、紙コップに折り紙でしっぽや耳をつけて可愛い動物を作ってみたりと楽しみ方は沢山あります。

もしかしたら私たち大人からしたらただの捨てるものや廃材にしか見えなかったとしても、子ども達からするとおもちゃの原石に見えているかもしれないですね。

ここで紹介した物以外にも子どもが興味を示したアイテムがあればそれを使って新しいおもちゃを作るのも良いかもしれないですね。もちろんとがっていたり、割れる危険性があったりするものなどは子どもに危険があるので使わないようにしてくださいね。

まとめ

今回は身近にあるおもちゃになるもののお話をさせて頂きました。

子どもにとって遊びとは身体の成長を促進するだけでなく、健全な心を育てるためにも重要な意味を持ちます。家の中でおもちゃに飽きて遊ばない、何か違う遊び方がないかと悩んでいるお母さんやお父さんがいると思います。そんな時、今回お話をさせて頂いたように身近なものを使って遊びを行ってみてはいかがでしょうか。

捨てるはずのいらない空き容器や廃材がおもちゃになるという経験や発見は、大人にとっても子どもたちにとってもきっと忘れられない思い出になると思います。あくまでも遊びの主体は子どもにあるので、あまり干渉しすぎず、子どもの興味のあることや興味のあるものを用いて遊びの色々な機会を提供することも大切です。

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