《赤ちゃんの寝かしつけ》赤ちゃんが寝付けない原因について解説します。

保育・子育て

睡眠時間がバラバラの赤ちゃん。

「どうしてなかなか寝てくれないの?」と悩むパパやママも多いでしょう。

寝かしつけが上手くいかないと、パパやママの睡眠時間が削られてしまい、イライラしてしまう日々が続いてしまいますよね。

しかし、赤ちゃんがなかなか眠りにつけない原因には理由があります。

大切なのは赤ちゃんが眠りにつきやすい環境を用意してあげること!

今回はどうして赤ちゃんがすぐに寝つけないのか、そして快適に眠る環境の作り方などをご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんに必要な睡眠時間

生まれたばかりの赤ちゃんには昼夜の区別がなく、生後3ヶ月〜4ヶ月頃になると区別ができるようになり、睡眠リズムができてきます。

この新生児期は、3時間〜4時間ごとに目を覚まし、母乳やミルクを飲み、少しするとうんちをして、再び眠るということを繰り返して過ごします。

赤ちゃんの睡眠リズムに合わしながら、家事をするパパやママは大変な時期だと思いますが、赤ちゃんの睡眠リズムに合わせてオムツを替えてあげたり、部屋の温度調節を行うようにしたりして、赤ちゃんが快適に眠れるようにしてあげることが大切です。

赤ちゃんが寝つけない原因ってなに?

① おむつが気持ち悪くて泣いている

赤ちゃんはおむつが濡れていたりと、不快な状態が続くと泣いて気持ちを訴えようとします。赤ちゃんの肌は皮膚が薄く、デリケートなため、不快感があると眠りにつけないことがあるのです。

ですので、赤ちゃんが泣き止まない時はおしっこやうんちがおむつに出ていないか確認してあげ、そっとオムツを替えてあげましょう。

② ゲップが出でいない

母乳やミルクを飲んだ後、ゲップが出ていないと赤ちゃんはお腹が苦しくなり不快を感じます。

授乳後は必ずゲップが出たか確認をし、スッキリした状態で眠りにつけるように心がけてあげましょう。

※赤ちゃんの胃の形は大人と比べてまだまだ未熟で、形状も吐き戻ししやすい「とっくり」のような形になっています。授乳後にそのまま寝かせてしまうと、胃の中の空気が飲んだものを押し上げてしまい誤嚥してしまう可能性があります。大人のゲップと違い、赤ちゃんのゲップは吐き戻しを防ぐために背中をポンポンと軽くたたいてゲップをさせてあげてください。

③ 便秘でお腹が張っている

うんちが出ていないと、便秘でお腹が張ってしまい苦しくなってしまいます。

普段の授乳量を確認し、母乳不足になっていないかチェックしてあげることが大切です。あまりにも辛そうな時は、お腹をマッサージしてあげるなど腸を刺激してあげるのも一つの手です。

赤ちゃんが快適に眠れる環境

寝室の明るさには気をつけて

赤ちゃんを寝かしつける際に気をつけたいことは、寝室が真っ暗になっているかです。お部屋が明るいままですと、赤ちゃんは夜だということを体で感じることが出来ず、安心して眠ることができません。

赤ちゃんがリラックスして眠るためにも、寝かしつけの1時間前ぐらいから

寝室を暗くしておき、パパやママが「ねんねの時間だよ」などと優しく声をかけてあげることが大切なのです。また、生後3ヶ月〜4ヶ月頃までの赤ちゃんは、一度注視したものが目から離せなくなる『強制注視』という特徴があるので、赤ちゃんが泣いてしまい、中々眠りにつけない時は、天井の常夜灯を消しているか確認をし、常夜灯がついている場合は消してあげるようにしましょう。

部屋の湿度・室温を確認する

赤ちゃんが中々寝つけない理由の中で湿度、室温が適温でないことが原因の可能性があります。赤ちゃんはまだ体温調節が上手くできないので、赤ちゃんの肌を直接触れ、汗をかいていないか、体が冷えていないかを確認してあげましょう。エアコンを使って室温を調節する時は、赤ちゃんの顔や体に風が直接当たることのないように、風向きを調節してあげてください。

室温は夏なら25度〜27度、冬なら20度〜22度が目安です。

部屋の空気が乾燥していると感じた時は、濡れタオルを室内に干したり、加湿器をつけてたりして部屋を加湿することにも心がけてあげてください。

ママの気持ちをリラックス

寝かしつけで時間がかかってしまうと、気持ちが焦ってしまい時にはイライラしてしまうことも…。

ですがこのように、寝てくれないからと赤ちゃんにイライラをぶつけてしまうと、その気持ちが赤ちゃんに伝わってしまい余計に赤ちゃんが眠れない原因になってしまいます。

無理に寝かせつけるのではなく、一度リラックスしながら気持ちを落ち着かせたり、寝かしつけで時間がかかってしまっても焦らないように、先に家事を終わらせ時間に余裕ができるようにするのもオススメです。

まとめ

赤ちゃんの睡眠リズムを知り、生活リズムを整えてあげることで、赤ちゃんはリラックスして眠りにつくことができます。

赤ちゃんが寝たい時に寝て、起きたい時に起こしておくのではなく、毎日の睡眠リズムをパパやママが整えてあげることが大切です。

パパやママの負担になることなく、スムーズに寝かしつけれるような環境を作っていくことから始めてみることで、気持ちにも時間にも、余裕のある生活が送れるといいですね。

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